グランドハイメディック倶楽部では、全国に広がる多数の協力支援病院を有し、ご紹介先の医師からも高い評価を得ています。
田島知郎・名誉教授
東海大学医学部付属東京病院
乳腺外科

田島知郎・名誉教授

検診診断:右乳癌の疑い 40代 女性
検診の際、超音波検査で右乳房外側上方に10mm大の腫瘤があり FDG-PET検査でも明らかな集積を認めることから右乳癌が疑われ、他に転移を疑う所見はみとめないとのことで、コンシェルジュを通して外来予約があり来院されました。当院で実施した超音波検査下細胞診で小さな浸潤性乳管癌と診断し、病巣が限局していることから乳頭温存摘出手術を実施しました。手術後の乳房の変形もほとんどなく、リンパ節転移もなく化学療法も不要でした。このように、検診で無症状のうちに発見できた早期の乳癌例では乳房も温存でき、リンパ節郭清も不要で、手術後のQOLの向上が期待できます。
岩崎正之・教授
東海大学医学部付属病院
呼吸器外科

岩崎正之・教授

検診診断:左肺癌の疑い 50代 男性
毎年の検診で経過観察していた左肺のGGOと呼ばれる5mm大のすりガラス様陰影が、今回のCT検査で増大しはじめPET検査でも同部に集積を認めたとのことで精査依頼を受けました。喀痰細胞診と気管支鏡下生検では悪性像を認めませんでしたが、診断をかねた胸腔鏡下手術では1cm大の腺癌腫瘤を確実に摘出することができました。GGOの段階で手術できた早期肺癌の5年生存率は100%といえます。それにしても、GGO陰影の悪性度を診断してくれるFDG-PET検査の威力はすごいですね。
北川雄光・教授
慶應義塾大学病院
一般・消化器外科

北川雄光・教授

検診診断:総胆管結石 60代 女性
たまたま受診された癌コース検診で総胆管結石が発見され、全く無症状だったのですが肝機能検査のアリカリフォスファターゼが600と高値を示していたことから倶楽部のコンシェルジュを通して私の外来受診を予約したいとの連絡を受けました。ところが検診から帰宅された翌々日に強い腹痛が出始めたということで、予約通りと言いますか、緊急に来院されました。急いで実施した検査で、結石は総胆管にほぼ陥頓状態にあり、黄疸症状も出始めましたので急ぎ腹腔鏡下に総胆管切開と胆嚢摘出術を行い、術後は黄疸も消失して肝機能も正常化し10日後に退院されました。それにしても総胆管結石の陥頓寸前を診断するという素晴らしく、タイミングの良い検診だったですね。
四津良平・教授
慶應義塾大学病院
心臓血管外科

四津良平・教授

検診診断:大動脈弁狭窄症 70代 女性
以前から弁膜症といわれて運動などは控えておられましたが、心臓コース検診で左室-大動脈の圧較差60mmHgの大動脈弁狭窄症と診断され、左室肥大もかなり進んでいることから手術適応につき相談のため来院されました。狭心痛もときどきあるようで心臓カテーテル検査でも高度の圧較差を認めますことから手術適応と診断し、低浸襲心臓手術という小切開法で生体弁置換術を行いました。手術は無輸血で行い、8日後に院外内科に転床されましたが生体弁を用いたことでワーファリンなどの抗凝固療法は不要でした。弁膜症のなかでも大動脈弁狭窄症が一番問題で、狭心症症状が出始めると生命予後は1年といいますから、検診で大動脈弁に異常を指摘された場合は放置せず、早めに適切な処置が必要ということです。