コロナ禍における検診の重要性
グランドハイメディック
倶楽部 理事長
栗林幸夫医師よりメッセージ
がんや心疾患、脳血管疾患などの早期発見のチャンスを逃さないために、今こそ検診の受診が大切です
新型コロナウイルス感染症が世界各国で猛威を振るう中、実は医療機関においても手術の延期や外来診察の中断などさまざまな制限を強いられてきました。日本だけでなく、世界各国でも救急外来やがん検診の受診数などが減少したことが徐々に明らかになりつつあります。短期的には、こうした行動制限はやむを得ないことでしたが、治療が必要な疾患やがんは待ってくれません。新型コロナウイルスの感染を恐れて検診の受診を控えている方もいらっしゃるかもしれませんが、受診しないことで、がんや心疾患、脳血管疾患など命にかかわる他の病気の発見が遅れてしまうリスクがあります。本来であれば簡単な治療で完治できるはずだった疾患が、発見が遅れることで治療の負荷が大きくなる場合や治療の選択肢が減ってしまう場合もあります。
コロナ禍の時代、ご自身の健康を良好に保つために、感染症に対する安全対策をしっかり行っている医療機関での検診を前向きに取り入れ、がんや心疾患、脳血管疾患をはじめとした疾患について、年に一度検診を受診することが重要であると考えます。

当倶楽部が考える
コロナ禍における「検診」の重要性
01基礎疾患を確認し、感染症の重症化リスクを低減する
厚生労働省による発表では、新型コロナウイルス感染症の重症化のリスク因子として、以下の要素が挙げられています。新型コロナウイルス感染症 重症化のリスク因子
<基礎疾患>
- 悪性腫瘍
- 糖尿病
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 高血圧
- 慢性腎臓病
- 脂質異常症
<その他の因子>
- 65歳以上の高齢者
- 妊娠後半期
- 肥満(BMI 30以上)
- 固形臓器移植後の免疫不全
- 喫煙
※厚生労働省「新型コロナウイルス感染症COVID-19 診療の手引き第7.2版」(2022年5月9日発行)より
02がんをはじめ、基礎疾患の進行リスクを低減する
2020年の三⼤疾病による年間の死亡者数は、がんが378,385⼈、⼼疾患が205,596⼈、脳⾎管疾患が102,978⼈です。1⽇あたりに換算すると、がんが1,037⼈、⼼疾患が563⼈、脳⾎管疾患が282⼈と、多くの⽅が三⼤疾病により亡くなっていることが分かります。
検診の受診を控えた結果、本来発⾒できたであろう疾患を早期に発⾒できず、病気が進⾏する恐れもありますので、新型コロナウイルス感染症対策と同時に、がんを含めた基礎疾患への対策も必要であるといえます。
検診の受診を控えた結果、本来発⾒できたであろう疾患を早期に発⾒できず、病気が進⾏する恐れもありますので、新型コロナウイルス感染症対策と同時に、がんを含めた基礎疾患への対策も必要であるといえます。
2020年三大疾病による死亡者数
三大疾病 | 年間死亡者数 | 1日あたりの 死亡者数 |
---|---|---|
がん | 378,385人 | 1,037人 |
心疾患* | 205,596人 | 563人 |
脳血管疾患 | 102,978人 | 282人 |
※厚生労働省「令和二年(2020)人口動態統計(確定数)の概況」死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)より。
「1日あたりの死亡者数」は「1年あたりの死亡数」をもとに算出。
新型コロナウイルスの感染拡⼤により、
検診受診や病気の治療を控える方もいらっしゃいますが
コロナ禍においても、疾患の早期発見・早期治療が重要です。
検診受診や病気の治療を控える方もいらっしゃいますが
コロナ禍においても、疾患の早期発見・早期治療が重要です。
当倶楽部が提供する
コロナ禍時代の高精度検診
徹底した感染症への安全対策を行った、少数限定の“密”にならない
高精度検診で、基礎疾患の早期発見を目指します。

新型コロナウイルス感染症への徹底した
安全対策
皆様が安心して検診をご受診になれますよう、新型コロナウイルス感染症に対する徹底した安全対策を行い、スタッフ一同、皆様を万全な体制でお迎えしています。
安全対策について
少数限定の"密"にならない検診
1日の検診受診人数の上限を10数名※に限定。会員制だからこそ実現できる少数限定の会員様専用検診空間で、"密"にならない高精度検診をご提供しています。
※各施設により検診人数が異なります。

先進機器とチーム検診で基礎疾患を早期発見
高精度な検査機器を用いた複合検診とダブルチェック以上の読影、ブランクのない毎年の検診により、がんをはじめとした疾患の早期発見を目指しています。
がん検診・がん治療について 高精度検診について当倶楽部医師が実践する
コロナ禍における健康対策
グランドハイメディック倶楽部では、新型コロナウイルス感染症流行下で、「いまできること」という視点で医師が自ら行っている健康対策などを、RTTGポイントクラブのメールマガジンや各医療機関のウェブサイトで配信しています。ぜひ、日々の健康管理にお役立てください。
vol.01 吉形玲美医師の健康対策
vol.02 山門實医師の健康対策
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